任意のコードが実行される脆弱性について
Posted by Shugo Maeda on 20 Jun 2008
信頼できない入力がRubyプログラムの入力として与えられた場合に、DoS攻撃を受け たり、任意のコードが実行される脆弱性が発見されました。
影響
攻撃者に以下の脆弱性を利用されることにより、DoS攻撃を受けたり、任意のコード が実行される危険性があります。
脆弱性の存在するバージョン
- 1.8系
-
- 1.8.4以前の全てのバージョン
- 1.8.5-p230以前の全てのバージョン
- 1.8.6-p229以前の全てのバージョン
- 1.8.7-p21以前の全てのバージョン
- 1.9系
-
- 1.9.0-1以前の全てのバージョン
各バージョンでの対応方法
各バージョンでの対応方法を以下に記載します。
- 1.8系
- 1.8.5-p231または1.8.6-p230・1.8.7-p22に更新してください。
- <URL:https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/1.8/ruby-1.8.5-p231.tar.gz> (md5sum: e900cf225d55414bffe878f00a85807c)
- <URL:https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/1.8/ruby-1.8.6-p230.tar.gz> (md5sum: 5e8247e39be2dc3c1a755579c340857f)
- <URL:https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/1.8/ruby-1.8.7-p22.tar.gz> (md5sum: fc3ede83a98f48d8cb6de2145f680ef2)
- 1.9系
- 1.9.0-2に更新してください。
- <URL:https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9/ruby-1.9.0-2.tar.gz> (md5sum: 2a848b81ed1d6393b88eec8aa6173b75)
これらのバージョンでは、CVE-2008-1891のWEBrickの脆弱性も同時に修正しています。
Rubyのパッケージを配布している各ベンダから、この脆弱性を修正 した版のパッケージが提供されている場合もあります。詳細につい ては各ベンダにお問い合わせください。
クレジット
この脆弱性はApple Product SecurityのDrew Yao氏によりRuby Security Teamに報告されました。
変更履歴
- 2008-06-21 00:32 +09:00 誤ったCVE ID(CVE-2008-2727・CVE-2008-2728)を削除しました。
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