Ruby Summer of Code 2010

Ruby Summer of Code 2010 がアナウンスされています。 Jeremy Kemper から了承をもらったので、彼の ruby-talk へのポストを翻訳転載します:


今回 Ruby Central, Engine Yard, the Rails team は合同で、オープンソース開発を啓蒙する Google Summer of Code のすばらしい伝統を継承すべく、第一回 Ruby Summer of Code を実施することになりました。

  • 採択された方には期間中、フルタイムの開発のため $5,000 の奨学金が支給されます。
  • Ruby guru が mentor (訳注:未踏で言えば「PM」) となって助言を行います。
  • 開発結果は実用性と Ruby コミュニティへの貢献度、オープンソースでの活動履歴を基準に mentor によって評価されます。

Mentor になりたい、スポンサーになりたい、あるいは応募したい方は、詳細が http://rubysoc.org/ にありますのでぜひご参照ください。

プロジェクトの募集は4月4日からです。応募したい方は企画書の用意を! Ruby に関係してればどんなプロジェクトでも歓迎です。RailsJRuby はたたき台になるいくつかのアイディアをすでにリストアップしています。

なお本件は完全にボランティアです。というのはどういう意味かというと、スポンサーが多ければ多いほどたくさんの人を採択できるということです。みなさんからの寄付は 100% ダイレクトに採択者に支給されます。私たち主催者はこれまでにすでに $20,000 を – 4件採択できます – 切り崩すことにしましたが、欲を言えば本当は 20 件は採択したいです。

日々 Ruby で生計を立てていませんか? あなたのビジネスは Rails で回っていませんか? スポンサーになることはとてもすばらしい在り方です。ぜひ http://rubysoc.org/ までご寄付をご検討ください。

Update: [ruby-talk:359795] によると、目標額は達成したそうです。