Ruby 2.1.0-rc1 リリース

Ruby 2.1.0-rc1 をリリースしました。 2013/12/25 に予定されている最終リリース前に新機能をどうぞお試しください。

preview2 からの注目すべき変更点

  • 拡張ライブラリ curses が削除されました。 #8584

その他の変更は NEWS をご覧ください。

ダウンロード

2.0 からの変更点

Ruby 2.0.0 からの注目すべき変更点は以下の通りです:

  • VM (メソッドキャッシュ)
  • RGenGC (ささださんの RubyKaigi での発表RubyConf 2013 での発表 を参照してください)
  • refinements #8481 #8571
  • 文法の変更
    • 有理数リテラルと複素数リテラル #8430
    • def の返り値 #3753
  • Bignum
  • String#scrub #8414
  • Socket.getifaddrs #8368
  • RDoc 4.1.0 と RubyGems 2.2.0
  • “literal”.freeze の最適化 #9042
  • Exception#cause の追加 #8257
  • ライブラリの更新: BigDecimal, JSON, NKF, Rake, RubyGems, RDoc
  • 拡張ライブラリ curses が削除されました。 #8584

詳細な変更点は Ruby リポジトリの NEWS (作業中) を参照してください。

ささださんが toruby で Ruby 2.1 の新機能について話しました: All about Ruby 2.1

Konstantin Haase (@konstantinhaase) さんがブログに良いまとめを書いています: What’s new in Ruby 2.1? (英語)

リリースコメント

既知の問題点:

https://bugs.ruby-lang.org/projects/ruby-trunk/issues?query_id=102

リリーススケジュールやその他の情報については以下も参照してください:

https://bugs.ruby-lang.org/projects/ruby-master/wiki/ReleaseEngineering210