CVE-2017-10784: WEBrick の BASIC 認証におけるエスケープシーケンス挿入の脆弱性について

Posted by usa on 14 Sep 2017

Ruby の標準添付ライブラリである WEBrick で BASIC 認証を使用した場合、攻撃者により悪意のあるエスケープシーケンスをログに挿入されうる脆弱性が発見されました。 この脆弱性は、CVE-2017-10784 として登録されています。

詳細

WEBrick において、BASIC 認証を使用した場合、ユーザー名として任意の文字列を渡すことができますが、この文字列がそのままログに出力されていました。 そのため、攻撃者は悪意のあるエスケープシーケンスをログに挿入することが可能となり、管理者がログを閲覧する際に、端末エミュレータで危険な制御文字を実行される可能性がありました。

この脆弱性は、以前報告されて修正済みの脆弱性に似ていますが、BASIC 認証の場合に、同様の問題が残っていました。

この問題の影響を受けるバージョンの Ruby のユーザーは、速やかに問題の修正されたバージョンに更新してください。

影響を受けるバージョン

  • Ruby 2.2.7 以前の全ての Ruby 2.2 系列
  • Ruby 2.3.4 以前の全ての Ruby 2.3 系列
  • Ruby 2.4.1 以前の全ての Ruby 2.4 系列
  • revision 58453 より前の開発版

クレジット

この脆弱性情報は、Yusuke Endoh 氏 mame@ruby-lang.org によって報告されました。

更新履歴

  • 2017-09-14 21:00:00 (JST) 初版

最近のニュース

Ruby 4.0.0 リリース

Ruby 4.0.0 が公開されました。 Ruby 4.0 には “Ruby Box”、”ZJIT” ほか多数の改善が含まれています。

Posted by naruse on 25 Dec 2025

サイトのアイデンティティの再設計

サイトの包括的なデザインのアップデートを発表できることを嬉しく思います。今回の更新ではTaeko Akatsukaさんにデザインを担当していただきました。

Posted by Hiroshi SHIBATA on 22 Dec 2025

Ruby 4.0.0 preview2 リリース

Ruby 4.0.0-preview2 が公開されました。Ruby 4.0では、Unicodeバージョンの17.0.0へのアップデートなど様々な改善が行われています。

Posted by naruse on 17 Nov 2025

もっと読む...