CVE-2021-32066: Net::IMAP 内の StartTLS ストリッピングの脆弱性について
Posted by shugo on 7 Jul 2021
Translated by jinroq
Net::IMAP 内の StartTLS ストリッピングに脆弱性が発見されました。 この脆弱性は CVE-2021-32066 として登録されています。 Ruby をアップグレードすることを強く推奨します。
net-imap は Ruby 3.0.1 の デフォルト gem ですが、パッケージ化に問題があるため、Ruby 自体をアップグレードしてください。
詳細
Net::IMAP は、StartTLS が不明な応答で失敗した場合に例外を発生させません。これにより、中間者攻撃者がクライアントとレジストリ間のネットワーク位置を利用して StartTLS コマンドをブロックし、結果として、中間者攻撃者が TLS 保護をバイパスできる可能性があります。 これは「StartTLS ストリッピング攻撃」とも呼ばれています。
影響を受けるバージョン
- Ruby 2.6 系列: 2.6.7 およびそれ以前のバージョン
- Ruby 2.7 系列: 2.7.3 およびそれ以前のバージョン
- Ruby 3.0 系列: 3.0.1 およびそれ以前のバージョン
クレジット
この脆弱性情報は、Alexandr Savca 氏によって報告されました。
更新履歴
- 2021-07-07 18:00:00 (JST) 初版
最近のニュース
Ruby 4.0.0 リリース
Ruby 4.0.0 が公開されました。 Ruby 4.0 には “Ruby Box”、”ZJIT” ほか多数の改善が含まれています。
Posted by naruse on 25 Dec 2025
サイトのアイデンティティの再設計
サイトの包括的なデザインのアップデートを発表できることを嬉しく思います。今回の更新ではTaeko Akatsukaさんにデザインを担当していただきました。
Posted by Hiroshi SHIBATA on 22 Dec 2025
Ruby 4.0.0 preview3 リリース
Ruby 4.0.0-preview3 が公開されました。
Posted by naruse on 18 Dec 2025
Ruby 4.0.0 preview2 リリース
Ruby 4.0.0-preview2 が公開されました。Ruby 4.0では、Unicodeバージョンの17.0.0へのアップデートなど様々な改善が行われています。
Posted by naruse on 17 Nov 2025